勃起不全を改善する薬として世界中で有名なバイアグラ。日本でも愛用してる方は数多くいますが、服用方法や併用してはいけない薬などはご存知ですか?間違った使い方をすると本来の効果が出なかったり、死亡例などもあります。

勃起不全を改善する薬 バイアグラ

バイアグラの特徴と高血圧治療薬との併用

バイアグラは1999年に日本で最初に発売された勃起不全症(ED)治療薬です。バイアグラに続いて、レビトラやシアリスといったED治療薬が後を追うようにして相次いで発売されましたが、今なおバイアグラは日本で広く使用されています。近年にはバイアグラのジェネリック医薬品も発売され、レビトラやシアリスと比較して安価にED治療薬を手に入れることができるようになりました。
バイアグラの特徴に関してですが、まずバイアグラは効果発現までにかかる時間が少なくて済むED治療薬です。レビトラと同様に性行為の1時間前に服用することが推奨されています。シアリスは3時間前に服用することが推奨されているため、シアリスほど前もって服用しておく必要はありません。またレビトラと比較すれば、併用できない薬の種類が少ないことが特徴です。ただシアリスが最も併用禁忌となっている薬の種類は少なくなっています。またバイアグラは食事の影響を受けることも特徴で、食後2時間以内の服用は効果的な使用が困難となっています。3剤の中で唯一シアリスが食事による影響を受けにくくなっています。
また、バイアグラと高血圧症治療薬との併用に関してですが、有効成分のシルデナフィルクエン酸塩は肝臓に存在する代表的薬物代謝酵素CYP3A4によって代謝を受け、体内から消失します。よってCYP3A4で代謝される高血圧症治療薬の代謝を阻害し、効果を増強する可能性があります。CYP3A4で代謝される高血圧症治療薬としてはカルシウム拮抗薬が挙げられます。併用禁忌にはなっていませんが、薬の効きすぎによる低血圧には注意が必要です。またシルデナフィルクエン酸塩自身も血管を拡張し血圧を下げる効果があるため、他の高血圧症治療薬を使用している場合にも低血圧には注意が必要です。